出展者によるセミナー
TSI1
同時通訳
東京ビッグサイト 東3ホール TechSTAGE INNOVATION and IOT
12月14日(水)10:20-12:00
STS MEMS・センサセッション(1)
広がるセンサアプリケーション
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概要
IOT(Internet of Things)の進化が加速する中でセンサの果たす役割は大きく、様々なアプリケーションへの応用展開が進んでいます。本セッションではその中で注目されているスポーツ科学、建設機械、ドローンへのセンサ応用という3つの事例に関して解説し、業界及び技術の最新状況を様々な視点で可能性を探っていきます。
プログラムアジェンダ
東北大学 江刺 正喜
(株)リコー 大高 剛一
10:20-10:50
センシングが拓くエビデンスベースドスポーツの未来
慶應義塾大学
政策・メディア研究科
教授
仰木 裕嗣
慣性センサの小型化と無線化によって,ウェアラブルデバイスはスポーツのトレーニングに使われるだけでなく,試合中にも着用することもルールで認められ始めている.こうしたウェアラブルデバイスだけでなく,外部からの観測技術である新しいセンシング技術の開発も目覚ましい.ウェアラブルデバイスを含む新しい観測技術が将来のスポーツのトレーニングやコーチング,そしてジャッジにまで影響を及ぼす未来像を予想したい.
10:50-11:20
IoT時代に向けての建設機械の将来展望
日立建機(株)
研究本部 IoTソリューション事業化プロジェクト
プロジェクトリーダ
枝村 学
電子制御技術、情報通信技術、測位技術の進展により、建設機械は新たな進化のステージを迎えている。衛星測位システムとMEMS姿勢センサの組み合わせによるcmオーダの精度での掘削刃先の位置決めや機械周辺情報のカメラやレーザ等による計測、施工管理システムとのリアルタイム高速通信等が施工現場で活用されつつある。本講演では、センサ活用を含む最近の建設機械の開発状況と将来展望について概説する。
11:20-11:50
ドローンの先端技術とビジネス最前線
千葉大学
特別教授
野波 健蔵
小型無人航空機は今や劇的な変貌を遂げようとしている。それは「ドローン」という言葉が普及して「空の産業革命」とまで言われる時代を迎えたからである。現在、様々な分野で利活用が検討されビジネスが離陸前夜の様相を呈している。主な応用分野はインフラ点検、空中測量、警備、災害対応で、数年後の大きな市場はドローン物流・宅配と言われている。地上300mの空間は、現在鳥や電波しか飛んでいない未開の空間で最後のフロンティアである。ラスト10マイルをドローンで集荷したり宅配することで私たちの生活が激変する。本講演では最新のドローン先端技術とビジネスについて紹介する。