出展者によるセミナー
TSI3
同時通訳
東京ビッグサイト 東3ホール TechSTAGE INNOVATION and IOT
12月14日(水)15:10-16:50
STS 特別セッション -AI-
人工知能:基礎~応用~社会へのインパクト
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概要
急激に進化する人工知能技術で世の中はどう変わって行くのか?今STS特別セッションでは基礎から応用に渡って先端を走る研究者を講演者にお招きし、技術の進化、社会への普及の可能性、課題等を概観します。
プログラムアジェンダ
(株)東芝 小林 幸子
アプライドマテリアルズジャパン(株) 堀岡 啓治
東京エレクトロン(株)柏木 勇作
15:10-15:40
メカ屋のための脳科学入門-脳をリバースエンジニアリングするー
東京大学
先端科学技術研究センター
講師
高橋 宏知
ヒット商品を生み出すためには,競合他社の商品を性能で上回るだけで十分でしょうか? そのような従前の競争的な商品開発ではなく,新しい価値の創造こそ,現在の産業界には求められているように思います.価値とは,脳への訴求力です.したがって,われわれの知覚や感性を司る脳の動作原理には,価値創造のためのヒントが隠されているはずです.今こそ,エンジニアも脳科学の勉強を始めましょう.
15:40-16:10
自動運転を支えるセンシング技術
(株)デンソーアイティーラボラトリ
代表取締役社長
平林 裕司
自動運転には、ドライバの能力を超えるセンシング技術が必要になる。デンソーアイティーラボラトリは、人工知能を活用して、自動運転車や高度運転支援システム(ADAS)に欠かせない「周辺環境認識」のレベルを飛躍的に高めようとしている。この分野において、最近注目されている技術が、ディープラーニングである。本講演では、この分野で先進的な研究をしている弊社の取り組みを紹介する。
16:10-16:40
リザーバ・コンピューティングによるリアルタイム学習デバイスとIoTへの応用
日本IBM
東京基礎研究所
リサーチスタッフメンバー
中野 大樹
コグニティブ・コンピューティングとは爆発的に増えていくデータを効率よく処理するための新たなアプローチであり、機械学習、自然言語処理、音声・画像認識技術、ハイパフォーマンスコンピューティング、そして新しい計算アーキテクチャーやデバイスなど様々な技術を総合した技術です。特に、機械学習はコグニティブ・コンピューティングを実現するための重要な技術であり、ソフトウェアでは実現できない、よりエネルギー効率の高い計算を行うためのデバイス開発を行っています。このようなデバイスを実現するために、生物の脳神経を模したニューロモルフィックデバイスの研究開発をしており、その1つとしてリザーバ・コンピューティングの研究を行っています。リザーバ・コンピューティングとは最近注目を集め出している比較的新しい計算手法であり、リアルタイム学習や物理システムを用いたデバイスへの実装という観点からも有利な特徴を持っています。本セッションでは、リザーバ・コンピューティングへの取り組みとそのIoTへの応用について紹介します。