IoTの技術革新により、実世界（フィジカル空間）にある多様なデータをセンサネットワーク等で収集し、サイバー空間で大規模データ処理等を駆使し、分析・知識化を行い、そこで創出した情報や価値によって、産業活性化や社会問題を図っていくという、CPS（サイバーフィジカルシステム）が現実のものとなります。実世界とサイバー空間との相互連関（CPS）におって、社会全体が「データ駆動型社会」へと変貌を遂げることが予想されます。各国も取組をスタートしたところで、日本は、高度な技術力、良好なネットワーク環境、日本の強みをベースにデータを核とした新たなビジネスモデルへ転換を図ることができるかは、今後、注目されるところです。本パネル討論会では、IoT市場で日本が勝つ戦略について議論し、さらに、CPS/IoT市場にいかに戦略的に取り組んでいくかを、GSAのメンバーでもあり、半導体バリューチェーンの各分野のトップ経営者の皆様と、議論したく思います。